警告！グロ系絶滅寸前の見世物小屋-小雪太夫

DigiPub · 发表于 2008-7-18 08:03:42

　見世物小屋とは、本興行にかがけられていた看板によると次のとおり。　「そもそも見世物の始まりは勧進を名目に放下（ほうか）や蜘舞（くもまい）を興行した。室町時代にはじまるといってよかろうが江戸時代に入ってから盛行をきわめたという。まず京都の四条河原がその発祥地としてすでに慶長期（１５９６～１６１５年）ころに蜘舞、大女、クジャク、クマ、などの見世物が歌舞伎や人形浄瑠璃などにまじって小屋掛けで興行していた。かご抜け、まくら返しやからくりなどが寛文期（１６６１～１６７３年）前後に流行しそのころ〈べらぼう〉という言葉の語源となった。〈べらぼう〉という奇人の見世物がかかった生人形、小男、ヘビ使い芸などもあった。亨保期（１７１６～１７３６年）以後には曲馬、人馬、八人芸、女角力（おんなすもう）、綱渡りなど明和安永期（１７５４～１７８１年）には火喰坊主、蘇鉄男、馬男、熊女、曲屁、福平、鬼娘、ろくろ首など、寛政以後には唐人蛇踊り、山男、金玉娘、蛇娘また福招きの人形として知られている。〈叶福助〉の流行に乗って１８０４(文化１）年春は〈福助〉の見世物が最も人気があったそうな。お祭りの風物史として皆様に親しまれ愛されてきた見世物小屋も明治大正昭和と平成に至り昔は３００軒もあった見世物小屋も現在は２軒になってしまいました。大人の思い出、子どもの夢、皆々様でお楽しみ下さい。｣　ふつうの手品やへたくそな犬の芸等でふつうだなあと思っていたら、不気味なやつがでてきました。おばあさんが小さい蛇を鼻の穴から入れて口から出したり、蛇を食いちぎり血を飲んだりしていました。最近はあまりやらないそうなので、見ることができて良かったです。　見世物小屋をやっているところはもう２軒しかないと言っていました。公序良俗に反する、差別であるということで追いやられてきました。それにはまあ理があると思います。また、現代社会のニーズにやはりあわないというのも衰退の要因でしょう。　人類学者山口昌男氏らが「見世物学会」なるものをたちあげたりしているようですが、見世物小屋はまもなく消滅するでしょう。そういうものだ、それでいいだろうと思います。むかしそういうものがあったと記録されますように。注：文書は引用