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お前! 本当にKYだなぁ・・・外資系物語 ZT

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发表于 2010-7-20 13:12:54 | 显示全部楼层 |阅读模式
お前・・・ 本当にKYだなぁ・・・

先日、わが社専務のRさんが、日本での赴任期間を終え、米国本社に帰任することになりました。
私もRさんにはいろいろとお世話になったものですから、某ホテルで開催されたFarewell Party (送別会) に駆け付けることにしました。
そのときのエピソード。

「カンパーーイ! Cheers !」

会場は満員御礼のスシ詰め状態、立錐の余地もありません。信望の厚かったRさんの人柄がうかがえます。
実はその日、私はクライアントとの飲み会と掛け持ちしていたため、Rさんの送別会には30分程度しか参加できない予定でした。
限られた時間の中で、直接Rさんと対面してお礼を言いたい・・・ しかし乾杯後、多くの社員がRさんに挨拶しようと、既にながーーい列をなして並んでいます。
その数、ざっと10人以上! このままでは、時間内にRさんと直接会話することができません。

「うーーむ、こりゃ困った・・・ でも、このまま挨拶できずに帰ったんじゃ、来た意味が全くないし・・・ よし、こうなったら、“奥の手”を使おう! ・・・ 
ちょ、ちょっと、ちょっと失礼、ごめんなさいねーー (ササッ、サササーーーッ!)」
“奥の手”とは何か? それはズバリ、「割り込み」(順番抜かし、とも言う)です。人気アーティストのチケットを買い求める列ではないわけで、
シラーーッと列に割り込んでも、バレません!

「ふーーっ! 前から数えて、1、2、3・・・ 5番目か。これなら早めに挨拶できそうだ・・・」
ほっと一安心。ビールを片手に挨拶の順番を待っていると、同僚のカズオが、私の方を見ながら、首を横に振ったり、指で×(バッテン)を作ったりしながら、
しきりに目配せをしています。
「カズオのやつ、何が言いたいんだろ。ハテ・・・?」

無事、Rさんとの挨拶を済ませ、会場を後にしようとしていると、例のカズオが私のところにやってきて一言。
「お前・・・ 本当にKY(空気の読めない奴)だなぁ・・・」

 タカシ = 超えらいさん ?

Rさんに挨拶をしただけで、なぜ "KY" と言われなければならないのか ! ( 怒 ! )
私 「な、なんで、俺がKYなんだよ ! 挨拶しただけなのに・・・」
カズオ 「挨拶はいいんだよ。そんなことじゃなくて、お前が並んでた列、他にだれが並んでたと思う ? 」
カズオによると、私が並んでいた列には、私以外は “超えらいさん” しか並んでいなかったとのこと。そう言えば、私が列に割り込んだとき、
私の前は常務で、後ろも役員でしたっけ・・・ Rさんに対して、社長 - 専務 - 常務 - タカシ - 役員 - 役員 - 役員 ・・・ 
みたいな感じだったと思います。

実は私、カズオの指摘には気付いていました。でも、内々の送別会だし、私はクライアントとの約束があって急いでいるんだし、
そこまで気を遣う必要はないと思って、割り込んだんですよね(もちろん、“割り込み” 自体は、社会人としていかがなもんか、という問題は残るが・・・)。

さてみなさん、カズオの言うように、私はKYなのでしょうか ?

確かに、日本人の常識からすると、少しKYなのかもしれません。日本企業のイベントで、たとえそれが内々の無礼講スタイルであったとしても、
役員を差し置いて、ヒラのマネージャーが順番を抜かして、先に何かをするというのは、違和感があるようにも思います。

しかし、私はアメリカで同様の送別会に参加したことがありますが、アメリカではそんな気遣いは全くしていないようでした。
参加者は役職の区別なく、完全にフラットな関係。日本とアメリカ、どっちが正解というわけではないのですが、Off timeに実施されている送別会なんだから、
挨拶したい人がすればいいし、急いでいるなら先にすればいい、ただそれだけのことだと思うのですが・・・ みなさん、どうでしょう ?

“KY” 基準とは ?
こんな光景もよく目にします。複数人で昼食に出かけてオーダーを取るとき、日本人グループの典型的なパターンはこんな感じでしょう。
最初に一番えらい人が、「んーー、カレーにしようかな」と言うと、「私もカレー」 「俺も」 「同じでいいや」 と、全員がカレーを注文。
結果、全員が同じカレーを食べるという、傍から見ると奇妙な“カレー集団” が出来上がります。
こんなときに、「んーー、カレーにしようかな」 「私もカレー」 「俺も」 「同じでいいや」 「俺は天丼」 などと言った日にゃ、
"KY" 扱いされるのが目に見えています。

上記のような行動については、「日本人は自主性がないからねぇ・・・ 自主性の強い外国人は、絶対に違うものをオーダーするんだよ・・・」 
こんな分析をする人が多い。しかし私の経験では、外国人の行動パターンは、この分析とはちょっと異なります。外国人の場合、
基本的には自分の食べたいものをオーダーします。しかし、時間がなくて急いでいるときには、極力みんなに合わせます。
時間がない場面で、「私はカレー」 「俺も」 「私も」 「俺は天丼」 というのは、外国人から見ても、"KY" に該当するわけです。

この場合、外国人の "KY" 基準は、「合理的かどうか」ということに尽きます。だから、わかりやすい。一方、日本人の場合は、合理性以前に、
その状況に応じた日本人だけに通用する “常識” のような基準があって、非常にわかりにくい。送別会の例でいえば、「急いでいるのはわかるが、
たとえ送別会のような Off の場であっても、役員を差し置いて先にするのはいかがなもんか ? 」、オーダーの例でいえば、「たとえ急いでいないときであっても、自分が天丼を食べたいからと言って、
他の全員がカレーといっている中で、違うものをオーダーするのはいかがなもんか ? 」 ということ。
加えて、その基準となる "KY" が、集団ごと、組織ごとに違っていたりするので、輪をかけて複雑になるわけです。あーー、ホントにややこしい !

1つ明確に言えることは、日本では、どんなに合理的な理由があるにせよ、他人より目立つことは一律に "KY" に分類されるということです。
日本人独特が持つ “奥ゆかしさ” の効用を認めないわけではないですが、今の時代、一律に 「目立つ = "KY" 」 としてしまうのはどうでしょうかねぇ。
アメリカ人のみならず、中国人・インド人なども、合理的な "KY" 基準を持っているように思います。
グローバル社会の中で、彼ら・彼女らと互角にやっていくためには、人に迷惑をかけない範囲においては、日本人的な "KY" 基準を捨てる必要があるように思う、今日この頃です。

[ 本帖最后由 938fg8 于 2010-7-20 13:14 编辑 ]
发表于 2010-7-20 14:14:03 | 显示全部楼层
長~~~す。
諦める。
发表于 2010-7-20 18:36:30 | 显示全部楼层
確かに。。。
とくに日本人はいわゆる「日本の常識」を
世界の常識と混同してることこそが、
KYじゃないかと思えてしまう。。。
发表于 2010-7-20 19:07:41 | 显示全部楼层
日本人上司: 「ここは日本企業だから、”$#%#”$%$」
      僕: 「少なくとも、会社側が外国人社員を雇う目的とは、その外国人を日本人に改造するのではなく、日本人の何かが出来ない事を、外国人社員に期待しているのではなかと思います」
发表于 2010-7-20 19:14:59 | 显示全部楼层
花生的头像好漂亮
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